歯科衛生士は、歯科医師の治療をスムーズに行わせるための補助、歯石除去、歯みがき指導、受付事務など、多岐に渡る業務を行います。
歯科を取得するためには専門の教育機関で学ぶ必要があるので、誰でも簡単に取得できる資格ではありませんが、専門学校を卒業すればほとんど確実に資格を取得することができます、
病院・診療所では、歯科医一人に歯科衛生士二人というのが理想とされていますが、まだこれを満たす歯科診療所は少ないようです。
よって、就職に苦労することが少ないため、女性には人気のある資格です。

就職先としては、総合病院の歯科、歯科診療所、保健所の他、歯ブラシメーカーなど歯科関係の企業もあります。
結婚・出産などで一度離職しても復職しやすく、パートや非常勤で働くという選択肢も選べます。

 

【受験資格】
文部科学大臣指定の歯科衛生士学校を卒業した者
厚生労働大臣指定の歯科衛生士養成所を卒業した者
外国で歯科衛生士学校を卒業した者で、厚生労働大臣が認可した者

【試験日】
3月(年1回)

【受験地】
北海道、宮城、東京、新潟、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄

【試験内容】
人体の構造の機能、歯・口腔の構造と機能、疾病の成り立ち及び回復過程の促進、歯・口腔の予防に関わる人間と社会の仕組み、歯科衛生士概論、臨床歯科医学、歯科予防処置論、歯科保健指導論、歯科診療補助論

【受験料】
14,300円

【問い合せ先】
一般財団法人 歯科医療振興財団