色彩検定は、ファッションやインテリアに限らず、あらゆる製品のカラーコーディネートから、都市計画における色彩計画など、幅広い分野において必要となる色彩に関する知識を認定する資格で、公益社団法人 色彩検定協会が主催し、文部科学省が後援する検定試験です。

色彩検定の勉強をすることによって、色が持つ効果を理解し、活用するための知識を得ることができ、さらに、色が与える印象や色が表す心理、色彩を変えることで得られる効果など、理論に裏付けられた知識を体系的に身につけることができます。

色彩検定のレベルとしては1級から3級までの3段階があります。
最上位の1級は、カラリストなど色のプロフェッショナブルをめざす人向きの高度な知識が要求されるレベルになりますが、仕事に活かすためにはぜひ取得しておきたいところになります。

色彩検定の資格を活かす場としては、仕事ではファッション関連、デザイン関連、インテリア関連、広告関連など多数あり、日常生活でも色彩の知識によって生活が豊かになるでしょう。

 

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
2・3級:6月・11月
1級:11月

【受験地】
全国各地

【試験内容】
3級:
色のはたらき、光と色、色の表示、色彩心理、インテリア、色彩調和、色彩効果、色彩と生活、ファッション、慣用色名

2級:
3級の内容に加え、以下のような基本的な事柄。
生活と色、光と色、色の表示、色彩調和、配色イメージ、ビジュアル、ファッション、プロダクト、インテリア、エクステリア環境、慣用色名

1級:
2級と3級の内容に加え、以下のような事柄。
色彩と文化、色彩調和論、光と色、色の表示、色彩の実務、色彩心理、配色イメージ

【受験料】
3級:7,000円
2級:10,000円
1級:15,000円

【問い合せ先】
公益社団法人 色彩検定協会