ファッション販売能力検定は、接客も含めたファッションアドバイサーとしてのアドバイス能力を問われる検定です。
洋服やその関連商品をデパートや専門店などで販売する仕事に就きたい人はぜひ取得しておきたい資格です。

実際の販売員の場合、普通の会社員と同じ給料制の他、販売代行で歩合制という契約形態もあります。
歩合制で働くプロ販売員は、厳しい分だけ、自分が上げた売上が収入に結びつくのでやりがいもあり、この業種の花形となっています。

ファッション販売能力検定には、1級から3級までの3段階のレベルがあります。
3級は、専門学校などで1年以上、ファッション知識やファッション販売技術、ショップ・マネジメントに関する学科を履修したレベル。
2級は、同学科を2年以上履修したレベル。
1級は、専門学校卒業後、ファッション販売関係の実務を3年程度経験したレベル。
実務経験は受験資格にはなっていませんが、店舗をスムーズに営業するための気配りや判断など実務経験に基づく知識が問われる1級のレベルはかなり高いものになっています。

 

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
1級:2月(年1回)
2・3級:7・12月(年2回)

【受験地】
1級:東京
2・3級:都道府県支部の設定する試験会場

【試験内容】
2・3級:
ファッション販売知識、ファッション・マーケティング知識、ファッション販売業務
ファッション販売技術、店舗演出・VP展開、ファッション商品知識
1級:
ショップ・マネジメント知識、販売知識、販売技術

【受験料】
1級:12,000円
2級:5,000円
3級:6,000円

【問い合せ先】
一般財団法人 日本ファッション教育振興会