賞状書士は、賞状や卒業証書、感謝状などの賞状類を毛筆で書くのが仕事です。
同じ毛筆を使用する職業である書道家が芸術性を追求するのに対して、賞状書士は見た目のレイアウトの正確さや美しさが重要になります。

賞状類の他にも、宛名書き、式次第、表札、運動会の看板、招待状、贈答品の表書きなど豊富な需要があります。
また、冠婚葬祭、中元、歳暮などでも賞状書士の需要は高いものがあります。

賞状書士の活躍の場としては、ギフトショップ、結婚式場、デパート、スーパーなど多岐に渡っています。
賞状書士の仕事の収入は出来高性となっているのが一般的で、賞状の場合、1枚2000~5000円、宛名書きの場合、1枚200円程度が相場となっているようです。

賞状書士は独立して在宅で仕事をすることも可能で、また、ホテルや結婚式場などの企業と契約を結んで働くことも可能です。
結婚や出産に影響されることなく仕事を続けることができるので、女性向きの資格であるといえます。

 

【受験資格】
日本賞状書士協会の「賞状書士養成講座」の全過程を修了した者。

【試験日】
毎月

【受験地】
全国各地

【試験内容】
1級:賞状、式次第、祝辞、目録
2級:賞状、ハガキ、席次表
3級:賞状、名札、宛名

【受験料】
1級:7,350円
2級:5,250円
3級:4,200円

【問い合せ先】
日本賞状書士協会