フードコーディネーター資格認定試験は平成10年に設置された比較的新しい資格です。
レストランプロデュースから飲食店の新メニュー開発や食ひんメーカーの新商品開発など、フードコーディネーターの活躍の場は全てのフードビジネスに渡り、その重要性が認識されつつあります。
また、テレビの料理番組や料理シーンのあるCM作り、雑誌の料理ページを作成する時の食材、食器選び、メニューの企画、調理、盛り付け、テーブルセッティングなどの演出をフードコーディネーターが手がける場合も少なくありません。
このような総合的なコーディネートには女性の感性が向いており、女性にとって花形の職業といえるでしょう。

ただ、これらの仕事はフードコーディネーターの資格が必ずしも必要となるわけではないので、フードコーディネーターとして就職先を探すのはまだまだ難しいのが現状です。
まずは、レストラン、外食産業などフードビジネスに関わる業界に就職し、その中でフードコーディネーターを目指すことになります。
どちらにしても、勉強だけでは実際の業務がこなせるようになるわけではなく、経験を積むことが必要になります。
そういう意味では、出発点として、フードコーディネーターの資格は就職に役立つことにもなります。

フードコーディネーター資格認定試験は1~3級のレベルがあり、本格的にフードコーディネーターを目指すのなら1級の取得が必要です。
ただ、2級の受験資格は3級の登録者、1級の受験資格は2級登録者となっていますので、まずは3級を取得し、経験を積みながら上位レベルを目指すことになります。

 

【受験資格】
3級:18歳以上

【試験日】
10月。

【受験地】
東京、横浜、名古屋、大阪、札幌、福岡

【試験内容】
3級:デザイン・アート、経済・経営、科学、文化

【受験料】
3級:10,000円

【問い合せ先】
特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会