ケアマネージャーは、介護保険サービスに基づき、介護保険サービスを受ける人のために介護計画を立てるのが仕事です。
介護を受ける人それぞれの体の状態から要介護度を調べ、家族状況や生活状況を総合的に判断して適切な介護サービス計画を立てていきます。

ケアマネージャー資格取得後は、居宅介護支援業者として活躍することになり、地方自治体や民間業者の介護施設、特別養護老人ホームなどが主な就職先となります。
介護保険法では、介護者サービス利用者50人に1人の居宅介護支援業者を置くことが義務づけられており、高齢化社会を迎えるにあたって社会的ニーズは今後ますます高まるものと思われます。

高齢者を相手にする仕事なので、思いやりや気遣い、人あたりのよさといった資質が必須で、女性に適した職業といえます。
また、様々なサービスを介護保険法を考慮した上で効率的に計画していく能力も求められ、介護の実務では体力も必要となりますが、こうした面での適正があれば、将来的にも安定した仕事といえます。

 

【受験資格】
看護師、准看護師、保健師などの資格を持ち、その業務に5年以上従事した者
福祉施設などで5~10年の実務経験がある者

【試験日】
10月

【受験地】
受験者が業務に従事している勤務地の属する都道府県の指定会場。

【試験内容】
介護支援分野、保健医療サービス分野、福祉サービス分野(介護支援分野以外はそれぞれの業種で条件を満たす者は免除)

【受験料】
都道府県によって異なる。(6,000円~9,000円)

【問い合せ先】
各都道府県福祉担当課