看護師は、病院や診療所での医師の診察・手術の補助、患者の身の回りの世話などが主な仕事です。
夜勤や三交代制などハードな仕事内容ですが、やりがいもあり、女性に人気の高い職業です。
仕事の内容が人の命にかかわることも少なくなく、判断力や性格な技術はもちろんのこと、患者の気持ちを考えて明るく誠実に接する態度も必要とされます。

高齢化が進むにつれ、看護師のニーズは今後ますます高いものになっていくことが予想されます。
病院、診療所の他、老人福祉施設や保育施設まで、活躍できる場は多数あります。
潜在的な看護師不足が叫ばれており、いったん退職しても再就職は難しくはなく、ナースバンクなど再就職時に利用できるシステムも整備されています。

 

【受験資格】
a.文部科学大臣指定の大学で必要な学科を修めた卒業者
b.文部科学大臣指定の学校で3年以上必要な学科を修めた者
c.厚生労働大臣指定の看護師養成所の卒業者
d.免許取得後3年以上業務に従事した准看護師、または高校もしくは中学校を卒業した准看護士で指定学校または指定養成所で2年以上修業した者
e.外国の看護師学校を卒業または看護師免許を得た後、厚生労働大臣からa.またはb.と同等以上の知識と技能を有すると認められた者

【試験日】
2月(年1回)

【受験地】
北海道、青森、宮城、東京、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄

【試験内容】
人体の構造の機能、疾病の成り立ち及び回復過程の促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論、看護の統合と実践

【受験料】
5,400円

【問い合せ先】
各試験地の地方厚生局
厚生労働省医政局医事課試験免許室