医療秘書は、事務面における専門的な援助と、各部門の連絡調整を果たす重要な役割を担っており、医療秘書技能検定は、そのような医療秘書としての専門知識と技能を認定する試験です。

現代のように、医療内容が高度化・専門化し、 また多くの人が関係するチーム医療が主流となる状況にあっては、多忙になった医師をサポートする専門職が必要になります。
医療秘書は、受付やカルテ管理などの医療機関での事務のほか、医師と看護師の橋渡しから医師のスケジュール管理まで様々な業務を行います。
事務を的確にこなすだけでなく、細やかな心遣いも必要となるため、女性に向いた職業であるよいえます。

資格のレベルとしては、1級、準1級、2級、3級の4段階があり、仕事に活かすためには2級以上の取得が望まれます。
病院やクリニック、健康保険組合などが医療秘書技能検定取得者の主な活躍の場になります。
進歩を続ける医療業界においては、ますますニーズが高くなる資格であるといえます。

 

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
6月・9月

【受験地】
全国の指定会場

【試験内容】
1.医療秘書実務、医療機関の組織・運営、医療関連法規
2.医学的基礎知識、医療関連知識
3.医療事務(レセプト作成、診療報酬点数表の理解)

【受験料】
1級:5,100円
準1級:4,500円
2級:3,800円
3級:2,800円

【問い合せ先】
一般社団法人 医療秘書教育全国協議会