サービス接遇試験は、おもにサービス業務において、接客の際に必要なマナーの知識、コミュニケーション能力を問う検定です。
仕事に対する心構え、対人心理などの理解、応対の技術、口のきき方、ふるまいなどサービス業務における接遇能力など、サービス業務に関係する事項全般が試験範囲となります。

サービス接遇検定には、1級、準1級、2級、3級の4段階のレベルがあります。
2級までは1ヶ月程度の勉強で合格が可能ですが、上位レベルの1級と準1級には面接試験があり(準1級は面接試験のみ)、きちんとしたお辞儀や動作、大きな声ではっきりと話すなどが確実にできるように充分に練習をしておく必要があります。

企業にとって接客マナーは重要な要素であり、この検定を就業前の教育や接遇マナー教育に利用し、スタッフの接客能力向上に努めている企業もあります。
また、就職面接時のマナーを身につけるために、この試験を受ける学生も増える傾向にあるようです。

1級筆記試験合格者には,二次試験として面接試験があります。
準1級は面接試験のみ行い、筆記試験はありません。

 

【受験資格】
特に制限はありません。

【試験日】
6月・11月

【受験地】
全国主要都市

【試験内容】
筆記試験:
サービススタッフの資質(必要とされる要件、従業要件)、専門知識(サービス知識、従業知識)、一般知識(社会常識)

実技試験:
対人技能(人間関係、接遇知識、話し方、服装)、実務技能(問題処理、環境整備、金品管理、諸侯業務など)

面接試験:
1級筆記試験合格者、及び準1級受験者

【受験料】
1級:5,500円
準1級:3,800円
2級:3,500円
3級:2,300円

【問い合せ先】
公益財団法人 実務技能検定協会 サービス接遇検定部